市場が暴走した場合

強気筋の言うことを真に受けたとしても、グリーンスパンもと!議長の判断はバランスが取れているはずです。
すでに議長の席を譲り、立場はフリーです。
しかしながら米国の味方であることには変わりありませんから発言は、バーナンキ議長が言えないことを比喩して市場に伝える役目になっているはずです。
米国はソフトランディングという表現が好きですから、ハードとなる前に一度、相場で言えば崩すポイントをつくるものです。
そこからの急落でも耐えられる準備をするわけなのですが。
その意味ではここ2回の中国株式市場の対する忠告は、調整しておかないと、大きなフィードバックがあり、下に敷いておくクッションも効かなくなるぞ、という意味が強く込められています。
されど、4000年の歴史を持つ国にとっては、余計なお世話ということでしょうか。
まず当局がほんの少し利上げをしただけで、事足りた、としています。
となると暴走せざるをえない展開にさらに市場は追い込まれていきます。
人類の歴史のなかで何回も繰り返されてきたバブルは、時代と環境が大きく変わったとしても、止められず、欲望の巨人を倒す手はないようです。
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