御礼3万人、天才数学者はこう賭ける―誰も語らなかった株とギャンブルの話

おかげさまでこのブログも3月開設以来、3ヶ月弱で3万人を越える投資家の方にご覧頂きました。
本日は御礼を込めて、とっておきの本をご紹介します。

天才数学者はこう賭ける―誰も語らなかった株とギャンブルの話

天才数学者はこう賭ける―誰も語らなかった株とギャンブルの話

投資の本ほど、玉石混淆、ピンからキリまであるジャンルも少なく、それを見分けるためには
多くの経験が必要かも知れません。
過去の一定の成果だけを取り上げたもの、結局長期的に買っていればいいという、単純な
論拠を300ページに延ばしたもの、テクニカルがなぜ当たるかには焦点を与えず、
単なる占い的テクニカル解説になってしまったもの、株なんて簡単だ、という悲しい本、
そして勝率90%を豪語する、競馬予想的宣伝本。
多くのレベル、多くの目的のなか、それは同一ジャンルに並んでいます。


真実を伝えることが難しいのは、それがある意味、マイナス的な事実を含むからです。
しかし、良本との出逢いは至福の時。
この本はおそらくほとんどすべての投資に関するからくりをしっかりと見つめた唯一の本であります。
投資のという行為のなかで如何に投資家が偶然の元に踊っているのか、金利という
絶対条件のなかで、何が真実として残るのか、英知にあふれた解説は、
大きすぎない、行間の詰まった字にぎっしり閉じこめられています。