04/23モルガンショック

11面に「外資が導くバブル再来」とあります。
1千億円と推測された赤坂の全日空ホテルが2800億円で落札されたことに驚いているとあります。
現状はここだけでなく、既に不動産全体がバブルの状態ですがまだ資金が続いているため、ピークとはなっていません。

これは昨年末から3月までの業種別上昇率のランキングですが、不動産は4位、15%n上昇を果たしています。
もちろん三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、住友不動産(8830)、などの急騰が引っ張っている訳ですが、個別株だけでなく、不動産投信の上昇もすさましいものがあります。
これらの資金はすべて外資の余った資金の環流が原因です。
株式市場が急騰してる国の資金が如何に暴れてしまうかの印と言えます。
三菱地所(8802)がロックフェラービルをすっ高値で買収して米国の怒りをかった話は遠い昔ですが、金の余っている国のファンドはなんとも乱暴なことをするものです。
グリーンスパンが本当に恐れていたものは、たかだかLTCMみたいな何千億レベルの問題であれば、なんとでもできるが、それ以上の桁でふくらんでしまったバブルがはじけるときは、ちょっとFRBでもカバーしきれない、ということなのでしょう。
しかし、人間の欲望はさらに止まらずその上を行ってしまうのです。
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