NYダウBurn out計画2

前回http://d.hatena.ne.jp/nakane2007/20070519/1179582097
そもそもNYダウは昨年6年来の高値であった11750ドルを10月に抜いてきました。

NYダウ月足
この時は調整を経ずに到達予想されたターゲットは中期的に12800-12900ドルレベルです。
NYダウは高値更新後、10%程の上昇を果たすケースが多く、その後調整してもしなくても、10%高というのは手堅いターゲットだからです。
2月に12795ドルを取ってほぼ目標値に達した後の調整は11936ドルと、トレンドに余裕を与えました。
この時にRSIはいったん冷め、その後に下値抵抗ポイント(更新前の高値11750ドル)を割り込まなかったことは、トレンドに余裕があることを示すからです。

NYダウ週足RSI


そしてその後再度12800ドルを取ってきた時点では、今後調整にはいるか、さらに上の目標である13000、13500ドルを調整を経ずに取ってくるか、のどちらかのシナリオしか残されなくなりました。
この時点で、統計的に計算される目標ポイントがなくなったことを意味します。
Burn out系の急騰路線となり、燃え尽き終了の形に入ったのです。


さて一方、毎日高値更新中で特徴的なのは、週足においてオシレーター系での過熱状態を継続するも、統計的加熱ポイントである+2シグマ(ボリンジャーとは計算方法が違いますのでご了承下さい。)を越えていないということです。
ではこれは何を意味するのでしょう。

二本目のピンク(13637)が+2シグマ Mチャート NYダウ週足
続く・・・
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