バブル崩壊で一番困ること

もうだいぶ昔となりましたが、記憶の片隅には残っているかもしれません。
バブルが崩壊する前は驚異的に強い相場であり、買い方は全員参加で、止まれれば逃げばいいと考えています。
しかし、たとえば2000円のネットバブル崩壊のきっかけとなった光通信(9435)などは投資家が逃げられなかった典型的な例です。

光通信(9435)週足
外資系証券会社のストロングバイの推奨を追い風に24万円まで上昇しましたが、架空契約事件でいきなり半値となりました。
ここで逃げておけば、半値で済みましたが、さらに60億円の黒字から130億円の赤字への大幅下方修正が発表されると、そこからは値がつかない展開となりました。
結局、最高値24万円から3ヶ月で8000円。
この時、20日連続ストップ安という記録を作ったのです。
ストップ安とつけられると逃げようがありません。
一体中国株がソフトランディングとなるかどうか、これは市場が市場だけに、注意すべきところなっています。
どちらにしても、壊れるのは乱高下の後です。
その乱高下すら今は見えていません。
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