今夜も魔女狩りは続くのか??

アジア市場の加熱や、ヘッジファンドが荒らす相場の悪い芽を早めに取り除こうと思っていたドイツも
G8では、日米連合よろしく、またまた日本も、ドル買い、アジア買い、NY買い、ファンド規制不賛成と、これまた温暖化を加速させるような熱気のこもった連合軍一員となり、連合軍勝利となったため、物静か。
ですが、どこまでもどこまでも、投資を規制するのは魔女だとばかりに、事件が起こる度に、これ見よがしにNYダウを買い上げる米国PKO軍団。
普通でないことは、5日移動平均の解説でお話しましたが、
http://d.hatena.ne.jp/nakane2007/20070521/1179676507
なんといっても問題はこの買い主の素性。
ごく普通の財務長官であったジョン・スノー。
これに変わって昨年の7/10に就任したヘンリー・ポールソン。


ポールソン履歴書!
1970年から1972年までアメリカ国防総省において国防次官補のスタッフ・アシスタントとして勤務。
1972年から1973年まで、リチャード・ニクソンの大統領顧問ジョン・アーリックマンの補佐官。
1974年ゴールドマン・サックス社に入社。
1983年から1988年までアメリカ中西部の投資銀行グループを統括。
1988年にシカゴ事業所の経営パートナーとなった。
1990年ゴールドマン・サックス社の投資銀行部門において経営担当責任者となり、
1994年12月にゴールドマン・サックス社の社長兼最高執行責任者(COO)に昇格。
1998年6月からジョン・コーザインとともに共同でゴールドマン・サックス社の会長兼最高経営責任者を務め、
1999年1月に単独での会長兼最高経営責任者となった。
2006年6月28日財務長官への就任のため、ゴールドマン・サックス社の会長兼最高経営責任者を辞任した。
辞任に際し、ゴールドマン・サックス社から会計年度の上半期分のボーナスとして1870万ドルが支給された。
ポールソンは、自身の保持するゴールドマン・サックス社の323万株も売却した。
時価総額は約4億8600万ドルであった。


ということなんですよ。
この新米財務長官の率いるPKO軍団は尋常ではありません。
それが今回も乱れのない上昇トレンドに現れ、さらにすべての調整などの危機は、魔女とばかりに買いあさり。
株価操作と言ってしまえばそれまでなのですが、国でやるPKOはゴールドマンがどんなポジションをとってもお咎めなし。
さてさて、今夜もまた、支えるだけでない、強烈な買いを入れてくるか、注目すべきところとなりました。
なおNYダウの長期トレンドは
http://d.hatena.ne.jp/nakane2007/20070603/1180804163
で。
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