巨人の星、なぜ遠回りをしない!

まず雑談から・・
今日は交流戦も巨人軍の試合はTV放映されず、息抜きサウナの唯一の楽しみを奪われた日でしたが、ボロ負けしているようなので良かったかもしれません。プラチナは国内単価g5000円でも、東京ドームプラチナチケットはもう存在しません。
ちなみに東京ドーム(9681)は97年2540円、今670円(チケット余ってます。いつでも)
さて、幼い頃、巨人の星でこんなシーンを見たことを覚えています。
雄馬がマラソンでいつもの道を走っていると、三つ叉のいつもの道は工事でふさがり、残りの2つの道が残されていました。
彼は、そのうち近い方を選んで走りました。
走ってしばらくするとその先に大きな影が現れてきました、それは父一徹だったのです。
そしてなぜ近回りをした!と殴られた訳です。
さて、大人になっても、このシーンは忘れられません。
近い道と、遠い道があると遠い道を選ばなければならないと思ってします。
効率化の権化となった現代で、非効率、遠回りは、悪のように咎められます。
なぜ、近道を通ってはいけないのか?
それは、投資も同じです。
明日も咲く甘い香りの花を選べば、今は気持ちが良いかもしれません。
しかし気づいたときには自分が自分でなくなっているはずです。
甘い香りでなく
「銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血がにじんだように赤く、その
香りは汗の匂いがする」(花登筺
でなければなりません。


そうとう脱線したことをお許しください。


今日発表された裁定買い残、金額ベースでは、残はやはり4兆円近くまだ残っており、これは9月にロールオーバーされます。

裁定買い残金額ベース
残高は昨年もこの6月から7月にかけて重荷となったように、先送りはできますが、それは危機を時間的にずらしたに過ぎません。
下げるときは国内の火薬庫となります。


また世界的には、もうグリーンスパンが2回、バーナンキが1回、中国当局が2回、警告。
さらに追加で香港金融管理局が今日、中国本土の株式市場の変動が激しくなっているため、あらゆる投資家は慎重に行動する必要があると警告。
すでにこれで火薬も、導火線も準備完了です。
いよいよ火がつこうとしています。
株式はまだ逃げる時間があります。またNYが崩れてから東京の買い玉を手仕舞ってもまだ間に合います。
しかし投信は相当注意。とくに知らない国の投信は、返済不能となっても知りません。
この手の話は、山一の時のように、恩赦でなんとか全額が帰ってきた、なんてことはありませんから。
現金を国内投資用に戻さなければならない時期はもうとうに過ぎているかも知れません。
遠回りでも準備してください。それが教えです。
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